イベント・レポート
SIDってどんな場なのか、何が話されているのか、そこにいる人は何を感じ、何を思ったのか。当日の会場の様子、ワールドカフェの模造紙、ひとりひとりの振り返り、フィードバックをシェアしたいと思います。
その場にいた人が何を感じたのかを知ることをきっかけに、自分自身の探求のきっかけになれば、と思っています。参加された方は、ぜひ参加した感想などのフィードバックをお寄せください!
SID[003] Report02
SID[003]はゲスト「芝の家」の坂倉きょうのすけさんのストーリーテリングの後に、「あなたのまわりにエネルギーが枯渇しないコミュニティを創るには?」というテーマでワールドカフェ。そして最後に、ひとりひとりが今日の対話や体験を振り返る時間を持ちました。今日の発見、気づき、終わった「いま」感じていること。66個のポストイットに言葉が刻まれました。
ポストイットの撮影をしていて毎回感じることですが、不思議なことにこのポストイットたち、とてもパワフルに語りかけてくるんですね:)
私の中では、「エネルギーは溜め込まないで、流す」という言葉が、「循環」という
言葉になって日々の生活のいいフックになっています。「いまやってること循環
してる?」とか、「あれ、ためこもうとしてるかな?」「流せ〜、ながせ〜」とか(笑)
みなさんは、ご覧になってどうでしょう?
ご参加いただいたみなさんは、他のみなさんの言葉をみてどう感じられますか?
今回から、SID終了後も参加者のみなさんが対話やつながりを持ち続けられるツールとして、Twtiierを利用してみようと思います(参加者のUさん、ご提案ありがとうございました!)。Twitterをしている方は、ハッシュタグ #SID_2010 で!どうやったらいいの?という方、個別にメールくださいませ:) 私も初心者なので、わからないことばかりなのですが、一緒にわからない世界を楽しんでみましょー:)
SID[003] Report01
春の香りを夜の空気に感じる新年度第一日目の4/1(木)に、港区にある「芝の家」でSID[003]を開催しました!ゲストは、「芝の家」のプロジェクト・ファシリテーターの坂倉杏之介さん、今回のテーマは「エネルギーを枯渇させないコミュニティを創る」です。
定員いっぱい、32名の参加者の方々は、三田生まれ三田育ちの方、ご近所に住んでいて今は長野にお住まいの方、千葉に引っ越してコニュニティや場づくりをしようとしている方、自分が今いる企業や地域で芝の家のような取組をしたいと思っている方など年代もお仕事も様々。そこに芝の家のスタッフの方も参加して、いろいろな立場からの経験や想いがちゃぶ台と板の間の上で交差するとても豊かな対話の時間でした。
坂倉さんのお話は、前半は坂倉さんが取り組んできた場づくりの事例とその背景にあるアプローチについてご紹介いただき、後半は「芝の家」をどうつくっているのか、そこからわかった「エネルギーが枯渇しないとはどういうことか」についてお話いただきました。
「芝の家」がとてもユニークなのは、そこが目的や活動ありきの場ではなくて、人ありき(人間中心)の場であるということ。だから、集う人たちの持ち味が十分に発揮された状態が「芝の家」なのだそうです。そして、持ち味が十分に発揮されている自分を「受け入れられる」ということがエネルギーになり、エネルギーが充填されるとおもしろいことがたくさん起こるのだと。エネルギーの源は、金銭、名声、社会的使命など、人によって様々だと思いますが、「自分らしさを受け入れられる」ということがエネルギーの源であるという考え方が、「芝の家」の独特の雰囲気を作っているのかもしれません。
第二部は「私たちのまわりに、エネルギーを枯渇しないコミュニティをつくるには」というテーマでワールドカフェを行いました。対話を重ねるごとに、笑顔や身体の動きが大きくなり、参加者の方のエネルギーが身体から溢れて、それがゆるやかにつながって流れていく景色が見えました。みんなの心が自分にも他者にも開かれている温かい景色でした。その様子を写真でも感じていただけたらうれしいです。
残された模造紙やポストイットには、「流す」「ただいま」「マグロ」「ななめ」というキーワードがたくさん。さて、それはどんな会話だったのか。みなさんから頂いたフィードバックレポートでまたご紹介したいと思います。
今回、会場の関係で、申し訳ないことに20名近くの方にご参加いただくことができませんでした。現在、2回目の開催に向けて準備をしておりますので、今回ご参加いただけなかった皆さんにもぜひ「芝の家」にお越しいただければと思っています!
また、今回、「芝の家」にぴったりのお菓子を作ってくれた寺岡さん、軽井沢からボランティアスタッフとして参加してくれた高橋さん、芝の家のスタッフのみなさん、ありがとうございました!
SID [001] Report03
[001]のテーマ、「対話って何だろう」の問いは、いま皆さんの中でどんな形になっているでしょうか?
[001]終了後、参加者のみなさんからたくさんのフィードバックを頂きました。
あの場にいた人があの場で、そしてその後、何を感じたのか。それらを共有することで、さらに意味が共有されたり、新しい意味が創られるのではないかと思い、みなさんとシェアしたいと思います。
他の人の物の見方、感じ方に触れて、今どんなことを想いますか?
#気管支炎が2ヶ月も続いて、アップするのがとっても遅くなってしまってごめんなさい:( 西村くん、そして貴重なフィードバックをくださった皆さん、ありがとうございました!
SID [002] Report01
SID[002]は「対話の先に:多様性からクリエイティビティを生み出す」をテーマに京都市未来まちづくり100人委員会事務局長の嘉村さんをお迎えして、とても和やかでほっこりとした対話の時間が過ぎていきました:)
嘉村さんは学生時代に100以上のイベントを企画したり、5年間で1000人の人が集う紹介制の町家コミュニティを運営、現在は市民参画で京都の未来を創るまちづくりなどを行っていらっしゃいます。まだ20代の嘉村さんの、その活躍が凄すぎて、自分とはかけ離れた人のように感じてしまいそうですが、一連の活躍は実は嘉村さん自身のuiqunessから生まれたもの、自分が本気になれるものは何か?を探求してきた結果であることを、嘉村さんの人生のストーリから知りました。私たちには私たちのuniqunessがあり、それに気づき活かすのは自分自身なんだと、私はそんなことを想っていました:)
24時間365日、支えたい人を支える社会貢献
人の違いを見いだして、可能性を発揮する
縁を絆に。応援しあうを広げる
違うからこそ、楽しい社会へ
I → WE へ
嘉村さんの描く未来はとても素敵で力強い。
そんな未来を今生きることで実現できたら素敵ですね。
SIDは出会った縁を絆にする、そんな場になっていきたいと思います。
PS:今回京都の嘉村さんにあった場を創りたいと思い、神楽坂のキイトス茶房さんを会場に、そしてお食事は、中目黒のKiraraさんから嘉村さんの活動の名前「お結び庵」にちなんだおむすびと京のおばんざいをケータリングしました。あとで、場づくりの裏話をダイアリーでつぶやいてみようと思いますので、またのぞいてくださいませ:)
SID [001] Report 02
ストーリーテリング、ワールドカフェ終了後、ひとりひとりが今日の対話や体験を振り返る時間を持ちました。今日の発見、気づき、終わった「いま」感じていること。[001]では82個のポストイットに言葉が刻まれました。
一枚一枚ていねいに写真に撮っていくと、なぜだかとっても温かい気持ちになってきました。なんなんだろう、とその気持ちを味わってみて思ったのは、この言葉が参加してくださったみなさんの心の奥のほうの、温かいところから届いているんじゃないかってこと。
英語で「今」を[Present]っていうように、みなさんが「今、ここ」に感じた言葉たちはなんて素敵な贈り物なんだろう、と思いました。みなさん、ありがとうございました!
ぜひ、心が静かなときに見てみてください。不思議となにかが沸き上がってくるような感じがするかも、です:)
また、現在、Report03を作成中です。付箋紙をみての感想、当日の感想、その後みなさんに起きていることなどなど、どんなことでもフィードバックがあればぜひお寄せください!
SID [001] Report 01
台風18号が日本列島を縦断する中、遠方は京都、名古屋から、30名を超える方にご参加いただき、SID [001]が無事に終了しました!
ゲストは Dialogue Barを主宰している西村勇也さん。
http://positivelearning.seesaa.net/
2008年4月から14回開催し、すでに約500名の方が参加されている
Diaogue Bar。
日常に対話の場を創る西村くんの活動は
バックパックで旅した世界中の人々との出会い、日本での仲間との
出会い、仕事での問題意識、そして、自分をいかすことから始まりました。
たくさんの人とのつながりの中で、自分と対話した結果だったのかあな、
とふとそんなコトを思いました。
そして、ワールドカフェでは、「対話って何だろう?」という問いを共に
探求しました。
循環、自分、相手、自然との対話。
怖い。ゆっくり。ありのままの自分。感触。
寄せ鍋、という新しいキーワードも飛び出しました。
たぶん、私たちがありのままで存在できる、そのことを寄せ鍋という
言葉にたとえてくださったのだと思います。
なんだか温かいいい言葉ですね:)
今回の[001]は[Zero]に続く2回目。
Zeroの参加者の方がご友人や妹さんを連れてきてくださったり
、私の大学の友人や知人が参加してくれたり、そんな風につながりが広がっていく
感じがとても嬉しかったです。
また、たくさんの人が「楽しかった!」、「自分でも寄せ鍋やってみます!」
「会社でもやってみます!」と笑顔で帰っていかれたことも
とても嬉しかったです。
もちろん、「対話って何だろう」。もんもんとした気持ちを持って
帰られた方もいらっしゃると思います。そんなもんもんとしたものが
生まれたことも、嬉しかったりします:)
そして、初めてご参加いただいた方々。
なにかが気になって参加してくださったのだと思います。
その行動に、ありがとうございました!
西村くんは「対話は社会のいろいろな問題を解決するインフラ」
だといいます。
SIDもそんなプラットフォームになっていきたいです。
ぜひ、またSID[002]でお会いできたら嬉しいです!
西村くんが、早速ブログに当日の様子とスライドをアップしてくれています。
ぜひご覧くださいませ!
http://positivelearning.seesaa.net/article/129771235.html
###
SID Zero Report 03
[Zero]終了後、参加者のみなさんからたくさんのフィードバックを頂きました。
あの場にいた人があの場で、そしてその後、何を感じたのか。それらを共有することで、さらに意味が共有されたり、新しい意味が創られるのではないかと思い、みなさんとシェアしたいと思います。
他の人の物の見方、感じ方に触れて、今どんなことを想いますか?
SID Zero Report 02
ストーリーテリング、ワールドカフェ終了後、ひとりひとりが今日の対話や体験を振り返る時間を持ちました。今日の発見、気づき、終わった「いま」感じていること。53個のポストイットに言葉が残されました。その場にいた人がどんなことを感じていていたのか、ぜひみなさんとシェアしたいと思います。Part One & Twoにわけて、お届けします!
SID Zero Report 01
2009年8月5日。
Social Innovation Dialogue [Zero]を青山の裏通りに面したカフェで開催しました。
実は、開催を決意する前は、失敗したらどうしよう、人が集まらなかったら?と不安でいっぱいでした。正直、やらなくってもだれも困らないし、逃げ出してしまおうかとも思いました。やがて、人の言葉やつながりの中で、SIDの源と未来を、等身大の自分で問いかけてみよう、5人でも10人でも、私の想いに何か感じた人と出会いたいとZeroの開催を決意しました。そして、当日約40名もの方がお集りくださいました。
参加してくださった方がいたからこそ、私はSIDというは「はじめの一歩」を踏み出すことができました。参加くださった方々、そして当日参加できなかったけれども応援の言葉を送ってくださった皆さんに心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
SID Zeroでは、私がこのような取組みを始めた問題意識とSIDで何を実現したいのか、という話をさせていただき、その後ワールドカフェ形式でテーマについて対話の時間を過ごしました。企業にお勤めの方、会社経営をされている方、フリーランス、学校・教育関係者、公務員の方など多様なバックグラウンドを持つ方々が、これまで自分たちが踏み出したはじめの一歩、そしてそれぞれの一歩が小さな革命とどうつながってゆくのか、について様々な想いや言葉がテーブルの上の模造紙に浮かんで、つながっていきました。
対話の場で、何が起きているのか、何が生まれるのか。私にもまだ未知数ですが、その可能性に希望を感じています。その一つの証として、当日の様子を第一弾として、以下に写真でご紹介したいと思います。