About Social Innovation Dialogue

ソーシャル・イノベーションって何?

 

 ソーシャル・イノベーション(社会変革)というと、「Something Big(なにかとても大きなこと)」を成し遂げないといけないと思われるかもしれません。

 SIDでは「自分らしく存在する」そのことがすでに社会にイノベーションをもたらす源泉だと考えています。そして、他の誰でもない「自分」が日々の生活や社会の中で感じる「Something Wrong(何かヘン)」を大切にすることからイノベーションが生まれるのではないかと思うのです。

 「何かヘン」「放ってはおけない」問題に、「仕方がない」「やっても無理」「自分には関係ない」とあきらめずに、きちんと向き合って解決する。一人で無理なら仲間と一緒に取り組む。それが社会をより良くする一歩になると信じています。

 ソーシャル・イノベーションは、私たちが日々の生活に起こす、そんな小さな革命から始まると思うのです。


Social Innovation Dialogue(SID)って何?

 

 SIDは、ゲストのストーリーテリング(語り)とワールドカフェという対話の手法を組み合わせ、参加者のみなさんとソーシャルイノベーションとは何かを探求しながら、人と想いのつながりが生まれ、それぞれの小さな革命のはじめの一歩を踏み出すきっかけの場になりたいと思っています。

 ゲストは、ソーシャル・イノベーションに関わる様々な領域(アート、街づくり、教育、人材育成、場づくり、科学技術、デザイン、コミュニケーション、食、農、などなど)の方々をお迎えし、ゲストのストーリー(経験や価値観、問題意識など)についてお話頂く予定です。

 ゲストのストーリーをきっかけに、ワールドカフェで対話を重ねることで、私たちが持つ前提や社会の見方を捉え直す気づきを得る、自分の内なる声を聞く、同じ想いや異なる想いの人と新しい関係性が育まれる、そこから豊かな未来が生まれる、そんな時間になることを願っています。